植物分子農業で、イネからミルクを。

地球温暖化が進む中、
よりサステナブルな世界に近づけるために
植物性食品はエコな食品として
注目を浴びています。
しかしながら、植物性食品は味が
動物性食品と異なるため、
多くの人々が購入をためらったり、
一度購入したとしても、
次から購入を止めてしまうことがあります。

私たちはこの課題に取り組み、
多くの人々の日常に
深く根付いている牛乳に焦点を当てました。
Kinishは植物分子農業の技術を活用し、
牛乳たんぱく質を生成する
特殊なイネを開発しています。
この技術は、味わいに優れるだけでなく、
持続可能性を追求した食品生産に
新たな可能性をもたらします。

私たちは、美味しさを起点に、地球にやさしく、
持続可能な未来を築くための
イノベーションに挑戦し続けます。

アプローチ Approach

独自のイネの開発

植物工場で量産

商品生産と販売

グローバル展開

バックグラウンド Background

「美味しい」を我慢する世界が待ち受けている。

悪化する地球温暖化は食品にも影響を及ぼしており、サステナブルな世の中に近づけるために、食品業界で牛の代替が模索されています。
中でも日常生活に深くかかわっている牛乳の代わりとして、植物性ミルクが注目されていますが、
植物性ミルクの味は牛乳のそれとして低く、植物性ミルクが日常的に利用されるためには味の課題を乗り越える必要があります。

分類別温室効果ガス排出量
植物性ミルクの方が温室効果ガスの排出量が少ない
出典:FAO
美味しいと思うと答えた人の割合
普通の牛乳70% 植物性ミルク36%
出典: McKinsey

テクノロジー Technology

Kinishの独自性。

植物分子農業×植物工場

高さがわずか20cmの矮性イネに植物分子農業を用いることでイネから牛乳たんぱく質を生成します。
多くの人に植物性ミルクでは表現できないクリーミーで美味しい代替乳製品をお届けいたします。

遺伝子組み換えで、牛乳たんぱく質を生成する稲を開発。
高さ20cmの矮性イネを用い、植物工場で大量生産。
クリーミーで美味しい代替乳製品を開発・販売。
イネの特徴

高さ20cmの矮性イネとKinish独自の技術を利用することで、この特殊なイネを大量栽培することが可能です。

植物工場の活用
イネの生産性が飛躍的に向上
開発商品

従来の乳製品に見劣らない味を再現しています。

アイスクリーム

牛乳たんぱく質に、コメのデンプンから作られた甘味を掛け合わせることで、クリーミーで味わい豊かなアイスクリームを開発しています。

アイスクリーム
チーズ

Kinishの牛乳たんぱく質を使うことで、とろーり感のある代替チーズを作ることが可能です。味もレシピ次第で様々なタイプを生産可能です。

チーズ

チーム Team

世界を変える食品を生み出す、プロフェッショナル。

食にかかわる、戦略・オペレーション・テクノロジー・商品開発のエキスパートでチームを組成しています。

橋詰 寛也

Founder & CEO

経営コンサルティング、グローバル食品企業の事業開発責任者を経て、Kinishを創業。

澁谷 篤志

COO

総合商社にて食品事業の開発をリードしたのちに、日系コンサルティングファームにて社会課題解決型ビジネス立ち上げに従事。食品×社会課題のビジネスの実装を得意とする。

市川 晋平

植物工場設計・
オペレーション責任者

日系最大手、外資系大手の植物工場企業のオペレーションを管轄し、植物工場運営に豊富な経験を有する。

増村 威宏

植物分子農業技術顧問

京都府立大学大学院生命環境科学研究科・遺伝子工学研究室・教授。イネ種子形成の分子機構の解析におけるエキスパート。

古在 豊樹

植物工場技術顧問

植物工場研究会名誉会長。植物工場の技術を開拓してきた、世界を代表する植物工場の研究者。

会社概要 Company Overview

社名
株式会社 Kinish
所在地
東京都新宿区
代表者
橋詰 寛也
設立
2023年1月