Rice Delight,Future Bright 〜日本のお米、未来を照らす〜

地球環境への配慮や、
多様な食の選択が求められる現代において、
植物性食品は重要な役割を担っています。
しかし、従来の植物性食品の多くは、
「風味やコクが物足りない」
「動物性食品とは違う」と感じられ、
食卓への定着が進みにくいという
課題がありました。
私たちKinishがこの課題を解決するために
注目したのは、
日本のコメが持つ
無限のポテンシャルです。
古来より日本人の命を支えてきたコメは、
栄養価が高く、
その品種ごとに
個性豊かな風味とテクスチャを持っています。
私たちは、このコメを原料とし、
その美味しさと食の安全性を
最大限に
引き出すための研究を重ねてきました。
私たちは、美味しさを妥協せず、
コメという身近な存在を通じて、
地球にも人にもやさしい、
持続可能な食の未来を築くイノベーションに
挑戦し続けます。

バックグラウンド Background

乳製品が直面する危機

私たちの食卓に欠かせない乳製品は、暑熱ストレスによる乳生産性の低下や、乳牛による温室効果ガス排出といった危機に直面しています。
こうした背景から、持続可能な食の選択肢として、植物性乳製品が注目を集めています。しかし、消費者の多くは、従来の植物性ミルクに対して
「風味やコクが物足りない」「牛乳のような満足感がない」といった美味しさの壁を感じています。

温暖によると乳製品への影響
乳牛は暑熱ストレスによる悪影響を
					受けやすく、飼料摂取量の低下、乳量低下、繁殖機能の低下が発生する。
分類別温室効果ガス排出量
植物性ミルクの方が温室効果ガスの排出量が少ない
美味しいと思うと答えた人の割合
普通の牛乳70% 植物性ミルク36%

テクノロジー Technology

Kinishの独自性。

小型イネの植物工場

一般的に地球温暖化が進むとコメに生育不良が起きやすいと言われています。Kinishはコメをどこでも安定的に大量生産できるよう、
高さ20cmのイネの品種を活用した植物工場の技術開発を進めています。

植物工場の活用
イネの生産性が飛躍的に向上
独自のコメ品種開発

複雑な環境下でも美味しい食品を提供できるよう、中長期的な取り組みとしてKinishでは品種改良・開発も行っています。

植物工場に特化したコメ品種の開発

牛乳たんぱく質に、コメのデンプンから作られた甘味を掛け合わせることで、クリーミーで味わい豊かなアイスクリームを開発しています。

牛乳たんぱく質を含むコメ品種の開発

Kinishの牛乳たんぱく質を使うことで、とろーり感のある代替チーズを作ることが可能です。味もレシピ次第で様々なタイプを生産可能です。

チーム Team

世界を変える食品を生み出す、プロフェッショナル。

食にかかわる、戦略・オペレーション・テクノロジー・商品開発のエキスパートでチームを組成しています。

橋詰 寛也

Founder & CEO

経営コンサルティング、グローバル食品企業の事業開発責任者を経て、Kinishを創業。

澁谷 篤志

COO

総合商社にて食品事業の開発をリードしたのちに、日系コンサルティングファームにて社会課題解決型ビジネス立ち上げに従事。食品×社会課題のビジネスの実装を得意とする。

市川 晋平

植物工場設計・
オペレーション責任者

日系最大手、外資系大手の植物工場企業のオペレーションを管轄し、植物工場運営に豊富な経験を有する。

会社概要 Company Overview

社名
株式会社 Kinish
所在地
東京都渋谷区道玄坂1-10-5 渋谷プレイス3F
代表者
橋詰 寛也
設立
2023年1月